アーカイブ | 6月 2016

  • 頭痛や発熱などのインフルエンザの症状とリレンザ

    インフルエンザは、季節的に大流行する感染症として知られていて、特にお年寄りなどが肺炎を併発してしまうと、命にかかわることもありますので、一般的に思われている以上に注意が必要な病気であるといえます。 このインフルエンザですが、人混みなどで単にのくしゃみで飛んだつばなどを吸い込んでしまい、気道の粘膜でウイルスに感染してしまうことが直接的な原因になることが多いようです。 インフルエンザウイルスに感染した場合には、はじめは頭痛、悪寒などの症状がありますが、やがて38度以上といった高い熱が急激に出てしまって、頭がくらくらして意識が薄れるといったことになります。 ふつうの風邪であっても、やはり頭痛などの症状は同じですが、ここまで高い熱が出るということはそれほどはなく、また症状があらわれる急激さというのも、インフルエンザに特有のものであるといえます。 このようにインフルエンザウイルスに感染してしまった場合ですが、リレンザなどの抗インフルエンザ薬を一定の期間にわたって投与することにより、回復までの時間を短縮させることができます。 リレンザは、専用の吸入器により、息を吸い込むのにあわせて、ブリスターとよばれる部分に入っている粉末の薬剤を吸い込むという方法で投与される、比較的めずらしいタイプの医薬品で、ふつうの風邪のときにはまずお目にかかれないようなものといえます。 したがって、吸入器を使うにあたって多少のコツが必要ですが、添付文書を読んで正しく使えばその効果は大きなものがあるといえます。 ただし、リレンザは発症から48時間以内の、ウイルスがまだ体内で増殖する途上にある期間に限って有効ですので、病院をはやめに受診することが重要です。